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3つの売上を持つための順番とは | オンラインサロン2月15日更新

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薬局が持つべき、3つの売上。その順序が大切です。

おはようございます。狭間です。
今朝の大阪は雨。気温も暖かく、春を感じます。夜は寒くなるようです。

さて、「調剤薬局」という、近隣の医療機関からの処方箋に基づいて薬をお渡しする保険調剤のみに立脚したビジネスモデルは、成熟期に入っており、ライフサイクルそのものは、2025年まで。それ以後は衰退期に入るというオカルト話を、2006年からずっとしてきました。15年になります。
言い出したころは、言っている自分ですら、ホンマかな、と思っていましたが、2021年の今、そうだな、と感じる理由はいくつも思い当たります。

まず、1つは、売上を一つのものに頼る怖さです。専業というのは、無駄がなくなりますから効率性はあがります。しかし、狂牛病の話が出たときの吉野家とか、時と場合によっては信じられないことが起こります。
また、そんなに極端でなくても、ビジネスモデルには、やはりライフサイクルがありますから、複数のモデルを持っておき、導入期の不採算性を、成長から成熟期にある別のモデルで補って、トータルでプラスに持って行くという考え方は、必要なのだと思います。

2つめは、保険調剤というあり方が、人口動態と疾病構造、社会保障制度の永続性の観点から考えれば、今までのような広がりは到底持てないことは、明らかなことです。業界全体が、数字的にもニーズ的にも減少に転じることが見える事業に、全体重を乗せることは、やはり避けて置いた方が良いのだろうと思います。

そして、3つめは、お薬を渡すまでのお仕事をいかにがんばったととしても、薬剤師やパートナーのやりがいや、いわば尊厳を確保することは難しい時代になってきたということです。薬を渡すぞ!と誓って薬剤師になった方は、ほとんどいないと思いますし、機械の方がもっと早く確実にできますけど、という仕事をやりがいをもって行うことも、薬局のスタッフにとっては難しいと思います。

では、どうすれば、良いのか。
私は、3つの売上を薬局は持っておくことだと考えてきました。
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