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サブスク、すっかり定着してきました。

今日の大阪は、風は冷たくなく、春だなという朝です。

さて、サブスク。最初は、subscriptionの略と聞いても、サブスクリプション！？という感じで、戸惑いましたが、最近は定着してきました。
個人的には、apple musicが一番大きいでしょうか。あと、office365とか、ATOKとか。
それまでは、音楽だと、レコードのLPを買ってました。OfficeやATOKも大きな箱を家電量販店からうれしそうに抱えて帰ったものです。
LPも、Officeも、ATOKも箱を開ける感覚や匂い、手触り、その後のプレイヤーにかけて針をそっと落としたり、インストールを黙々と行ったりという一連の行為は、それ自体がわくわくするものだったと思います。
ただ、サブスクが当たり前になってくると、LPのジャケットや歌詞カード（！）が欲しかったのでも、パッケージの箱が欲しかったのでもなく、音楽を聴くことによって得られる感動や、仕事ができる利便性が欲しかったのだと気がつきます。
1枚いくら、1パッケージいくらというモノに価格がついていると、その後の楽しむ権利を得る的な感じになってしまい、場合によっては逆転します。「あれ、LPが欲しかったのだっけ？」とか「ATOKの箱、最高！」と思いたかった訳ではなく、中のレコードやフロッピーディスクやCD-ROMが欲しかった訳でも無いことを、見過ごしてしまう感じになりかねません。
薬も、そんな感じですよね。
患者さんも、薬が欲しいのではなく、体調の安定や症状の改善を求めておられるはずです。だとすると、薬のサブスクもあり得るのかもという感じが、最近、ちょくちょくしています。
サブスク薬局、するとすれば、どんな感じか。保険調剤は、制度の問題がからむので、DPC（診療群分類包括評価）ぐらいが現実的なのだと思いますが、OTC薬、健康食品は、あり得るかもと思います。
まず、患者さんは薬局のサブスク会員になります。
月額1万円のベーシックコースと、2万円のアドバンスコースと、5万円のプレミアムコースというのは、どうでしょう。
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続きは、本編で。

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