薬局認定制度への適合は、目的か結果か | オンラインサロン2月2日更新
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目的か結果か。大事です。
おはようございます。狭間です。
大阪は昨日の夜半から雨。今朝は上がりましたが、少し寒さはマシのようです。
さて、薬局認定制度。いよいよ詳細が発表されました。業界の自主基準ではなく、改正薬機法に基づくものですから、是非、心して取り組んで行きたいと思います。
ただ、注意しておきたいのは、この適合に合致するように自薬局の業務を見直して、必要に応じて変更することが目的になってはいけない、ということです。
その理由は、逆説的ではありますが、適合を目的とすると、結果的に適合させることが難しくなるからです。何のこっちゃ、と思いますよね。ご説明しましょう。
社長がおもむろに、「みんなも知っているように、こういう制度が始まる。薬機法にも定められていることだし、今後の薬局の生き残りのためにも、是が非でも適合するようにがんばるぞ!」と葉っぱをかけて始まると思うのですが、「月平均30回の情報提供を達成するように、1日2件目標で必ず、情報提供をするぞ。あと、月2回の訪問服薬指導についても、必ず取り組もう。ついては、担当を決めて、曜日ごとに、その担当者が報告書を上げるように。」的な、目標設定のアドバイスもします。半ば、命令ですが。
また、包括ケアシステムの構築に資する会議への参加も必要なので、そういう会議にどれぐらい出ているのか、きちんと本社に報告するように、ということを指示することもあるでしょう。
これは、社長として、やっておかないといけない、という気持ちがあり、そのために、日常業務の中で忘れないように、仕組みを組み込む上でも、日ごとの報告などを設定するわけです。
ただ、毎日は、結構忙しい。新型コロナウイルス感染症で外来患者が多少減ったとは言え、忙しいことには変わりありません。そんな中で、社長が、思いつきのように(社員さんには見えかねません)、今度は、これを報告しろ、これをやれ、これに出席しろ、という指示が降りてくると、「こんな忙しいのに、社長は現場を解っていない」的な感じになります。
これは、行為そのものが目的化することで、結果的に上手くいかなくなる典型だと思います。
話の筋が逆だと、私は思うのです。
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続きは本編で。
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