「薬局経営の羅新盤」セミナー

令和6年度調剤報酬改定の方向性が明らかになってきましたが、2015年に厚生労働省から示された「患者のための薬局ビジョン」の実現に向けた、比較的大きな変更になりそうです。

やはり、一番大きなメッセージは、近接する医療機関を受診した患者さんに薬を渡すまでを担当する薬局から、地域の方々に薬を渡した後までフォローする薬局に転換してほしいということではないかと思います。

私自身は、医師として地域医療の現場で働く中での実感から、そういった薬局、そして、薬剤師が必要だと考え、自身の経営するハザマ薬局のあり方を大きく変えてきました。

その中で気づいてきたことは、これからの薬局は、立地依存型対物業務薬局とも言うべき「調剤薬局」から機能依存型対人業務薬局という「かかりつけ薬局」に変わっていかなければならないということで、以下の３つを実践してきました。

１）患者さんにお越し頂くだけでなく、こちらからもおうかがいする
２）お薬をお渡しするまでではなく、お渡しした後までフォローする
３）医療用医薬品だけでなく、一般用医薬品等も提供する

１）については、やはり、在宅療養支援ということになりますし、昨今では、オンライン服薬指導も、こちらからおうかがいする、ということになるでしょう。
２）については、いわゆる服用後のフォロー、アセスメント、フィードバックという薬学的なレビューが必要になるでしょう。
３）については、医師の処方に基づくだけでなく、薬剤師自身が患者の訴えを聞き、考えて対応し、必要に応じて医師に繋いでいくことが求められるでしょう。

このような取組を進めたことによって、ハザマ薬局のあり方は大きく変わりましたし、今回の改定を含めて、今後の薬局経営の道筋を見通せるようになってきたのではないかと思います。
ただ、それには、20年かかりました。

本セミナーでは、私自身が20年の薬局経営を通じて得た経験に基づく考え方やノウハウについて、そのエッセンスを余すところなくお伝えします。

• ☑対人業務の充実と言われてもうまく行かない
• ☑在宅業務の採算性と労務管理に難渋している
• ☑一般用医薬品等の販売について見通しも立たない

と言う薬局経営者、経営幹部の方には、自社の薬局経営に役立てて頂けると思います。

3回のセミナー後には、情報交換会もございますので、講義中に聞けなかったことや、個別に困っていることなども、直接おうかがいすることもできます。

令和6年度調剤報酬改定に対応するためにも、是非、ご参加いただければと思います。
お待ちしています！

PHB Design株式会社　代表取締役社長　狭間研至

概要

セミナーテーマ

「薬局経営の羅新盤」セミナー
〜令和6年度調剤報酬改定完全対応〜 外来・在宅・OTCの三本柱で考えるこれからの薬局経営

主催 / 共催

主催：PHB Design株式会社 / 共催：ファルメディコ株式会社

日時

2/25（日） 第1回 「対人業務の充実を図る（講義＋ワークショップ）」
3/24（日） 第2回 「在宅療養支援業務を充実させる（講義＋ワークショップ）」
4/21（日） 第3回 「セルフメディケーションへの取組（講義＋ワークショップ）」
全日程 13時00分～17時00分
※セミナー後、情報交換会もございます
都合により日程を延期させていただくことになりました。
延期後の日程については改めてご連絡いたします。何卒よろしくお願い申し上げます。

会場

PHB Desgin株式会社 2F研修室
〒530-0041　大阪府大阪市北区天神橋1-9-5 アドバンス天神橋 2F

定員

10名

参加費

120,000円(税込)
※全3回まとめての金額です

対象

令和6年度調剤報酬改定に向けて、不安や悩みを持つ薬局経営者および経営層

情報交換会

時間：17時30分～19時30分（予定）
会場：セミナー会場付近（別途ご案内いたします）
参加費：5,000円/回

Access

PHB Design株式会社

TEL：06-6357-7760　Mail：info@phbdesign.jp　HP：https://phbdesign.jp
営業時間：月-金 9:00-18:00　住所：〒530-0041 大阪府大阪市北区天神橋1-9-5　アドバンス天神橋2F･3F

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