薬局DX実践セミナー～「調剤薬局」から離脱せよ～
令和6年度調剤報酬制度を担当する安川薬剤管理官は、次回改定のキーワードを「対人」「在宅」「DX」とお話されています（令和5年1月13日 じほうPharmacy News Break）。
対人業務の充実とは、薬剤師による服用後のフォロー、アセスメント、フィードバック（FAF）。
在宅医療の充実とは、単なるお薬のお届け出はなく、FAFを通じて医師と協業すること。
医療DXとは、デジタル技術を活用して薬局や薬剤師のあり方を変えること。
これらの方針のもと、令和6年度の調剤報酬改定が行われるとなれば、いわゆる「調剤薬局」というあり方では、経営の見通しを立てることは極めて難しくなるということになります。 この3つをクリアすることは、「調剤薬局」からの脱却が必要になりますが、なかなか難しいと感じられている方も多いでしょう。
この解決策は、薬局DXを実践することに尽きます。これは、単なるIT化や機械化ではなく、デジタル技術やデータを活用して薬局のあり方や企業風土そのものを変えていくことで、従来とはことなる患者体験を薬局・薬剤師が創っていくことです。
では、具体的にどうすれば良いのか？それを、ハザマ薬局での実例をもとに導き出した薬局DXのポイントを全てご説明するとともに、各社毎の事例をそれぞれご自身で解析していただき、薬局が変わっていくための第一歩を踏み出して頂くというのが、本セミナーの目的です。
もし、あなたの薬局が、
- ☑地域支援体制加算1がとれていない
- ☑後発医薬品調剤体制加算1がとれていない
- ☑在宅業務の採算を合わせることができていない
ということのいずれかがクリアできていないのであれば、本セミナーに参加して頂くことで、きっと大きな気づきを得られると思います。
コロナが5類になったということもあり、各回の後には、情報交換会（狭間も参加します）を予定しています。
今こそ、自社の薬局を変えないといけないと思うけれども、なかなか動けずに困っている。
そんな薬局経営者や経営幹部の方は、是非、ご参加ください！お待ちしています。
PHB Design株式会社 代表取締役社長 狭間研至
申し込みは終了いたしました。お申し込みありがとうございました。
参加費：120,000円(税込)
5/28（日） 6/11（日） 7/2（日） 13時00分～17時00分
第1回 変革の必要を腹落ちする
・自社の現状と、今後の展開について考える
・薬局DX完成後の薬局像を俯瞰する
第2回 自社の立ち位置を知る
・弊社がコンサルティングを実施した薬局の取組を紹介
・自分の薬局の自己採点
第3回 自社の変貌を決意する
・薬剤師をヒマにするための3つの方策
・薬剤師のFAF実践のサポート
・薬局パートナー制度導入
・社長の決断と社内での宣言
狭間 研至
門前薬局全盛の時代から在宅療養支援に特化した薬局、ハザマ薬局を経営。ハザマ薬局が推進する「薬局3.0」のため様々な業務改革を行い、少ない薬剤師でも多くの在宅患者を支える仕組みを構築。 2014年に在宅療養支援薬局経営者を支援するため、PHB Design株式会社を設立。現在まで50社以上の薬局経営支援に関わっている。
肩書
PHB Design株式会社代表取締役社長 / ファルメディコ株式会社 代表取締役社長 / 一般社団法人 日本在宅薬学会 理事長 / 医療法人嘉健会 思温病院 理事長 / 熊本大学薬学部・熊本大学大学院薬学教育部 臨床教授 / 京都薬科大学 客員教授医師、医学博士
著書
薬局マネジメント3.0（評言社）/ CIPPS到来! 業界大転換期を乗り切れ 薬局マネジメントを劇的にバージョンアップする（評言社MIL新書シリーズ）/ 薬局が変われば地域医療が変わる（じほう）/ 薬剤師のためのバイタルサイン（南山堂）/ 薬局3.0（薬事日報社）/ 外科医 薬局に帰る（薬局新聞社）/ がんにならないのは、どっち（泰文堂） など
共著
臨床調剤学（南山堂）/ 薬物治療学（化学同人）/ 新IT医療革命（アスキー新書）/ ITが医療を変える（アスキー・メディアワークス）など